対面日記

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【剣盾シングルバトルシーズン1】水流枯渇カメパルスタン【最終77位、最終レート2220】

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(数ヵ月立ち需要がないのでレンタル消去しました)

お久しぶりです、または初めまして!
ポケモン剣盾をプレイしている者です。
今回剣盾シーズン1で最終2桁、77位で終了することができましたので早速構築を紹介していきます。

TNプリマプラム 最終8xx位
TNアスパラス 最終77位

・構築ができるまで
初手ダイマックスが本当に弱いのか?ポケモンを2体持っていくことができれば十分に戦えるのではないかと思い技範囲の広く行動保障がある襷カジリガメに注目し構築がスタート。初手にダイマックスを切る前提のためターンを稼げる守るあくび食べ残しカビゴンを採用。
補完である程度の受け崩しができ、相手に負担をかけることができる鉢巻パルシェン。相性補完に眼鏡カットロトムアイアント意識の命の玉エースバーン。最後に後攻の尻尾エルフーンを思いつき採用することで構築が完成しました。

ダイマックスターンを枯渇させる

初手にダイマックスを切った場合の1番の問題は数的有利を取ったものの時間を使われ返しのダイマックス技で負けてしまうことです。
それに加えて8世代では不意の初手のダイマックスにある程度対応できる必要があります。
私はずっと相手のどの行動にもある程度対応できるような構築を考え続けていました。
その中でステルスロックを巻け、カウンターを使うことができ、自身がすいすいエースになることができる襷カジリガメは対応できる技範囲が広く、優秀なため自然と構築に入ってきました。
私が1番悩み続けていたのは後攻の尻尾枠でした。
トリックかすりかえを使えるポケモンで後攻でも仕事ができるポケモンとなると限られてきます。ミミッキュロトムと色々試している時の最終日の3日前にふと思いつきました。

エルフーンなら尻尾を持っていてもいたずらごころにより先行で身代わりでダイマックスターンを枯らすことができる。
オーロンゲと違ってあまり開発されていないから警戒もされずらい!
おまけに身代わりと相性がいいがむしゃらも覚える。
ということで即採用し強力な勝ち筋になりました。

エルフーン@後攻の尻尾
性格 控えめ
ムーンフォース/がむしゃら/身代わり/すりかえ
特性 いたずらごころ
努力値HC252、余りS

構築の肝となるポケモンです。
身代わりでダイマックスターンを枯らし、切れた直後にすりかえを押すことで能力上昇した相手を鈍足にすることができます。ギャラトゲキッスアーマーガアなどに尻尾を押し付ける動きがシンプルに強いですし何より不利対面以外での初手性能が抜群にいいです。意図してはいませんでしたが初手のドラパルトがどの型相手でも明確な仮想敵で、尻尾をおしつけて炎技を一発たえてムンフォして後続にがむしゃらのパターン。尻尾をおしつけて相手がとんぼ返りで帰っていく→身代わり→ドラパルトが身代わり張ったエルフーンに戻ってくる→ムンフォで仕留めるの流れが恐ろしいほどに決まりました。
素でSが早いので、鈍足が多いPTには尻尾を押し付けてがむしゃらが刺さります。
すりかえがきかないサザンドラ、オーロンゲ、バンギラスブラッキーにはムーンフォースが刺さるため腐りずらいです。受け構築にもがむしゃらで削りを入れたり食べ残しを奪ったりとやりたい放題でき、困ったら選出していました。

カジリガメ@気合の襷
性格 意地っ張り
アクアブレイク/諸刃の頭突き/カウンター/ステルスロック
特性 すいすい
努力値AS252、余りH

初手であくび展開のためのステロを巻いたり、カウンターしたり、自分がエースになったりと器用なカメさんです。色々できることが多いために初手の行動は慎重に立ち回る必要があります。大体初手に繰り出しますがパッチラゴンやローブシン対面はカウンター、襷ドリュウズ対面はダイマックスダイストリームで雨を降らせてからのダイナックル。カバ展開やドラパルトと対面した時はステロとあらかじめ経験則から決めた動きをしていました。個人的に上位に行けば行くほど刺さるポケモンです。後半選出していれば勝てる試合が沢山あったので私のプレイングでこのポケモンのスペックを引き出しきることができなかったのかなと思っています。カウンターがダイナックルに変化するのが便利で相手のまもるにうまく合わせて負担をかけていました。

パルシェン@拘り鉢巻
性格 意地っ張り
つららばり/ロックブラスト/アクアブレイク/氷の礫
特性 スキルリンク
努力値AS252、余りH

対面で勝てる範囲が広いことに気付くのと終盤の鉢巻礫の詰め性能に魅力を感じ採用しました。ミミッキュや型破りのドリュウズ、各種遅いHCロトムスキルリンクつららばりで倒すことができ、それでおいて普通のパルシェン意識で初手の襷ドリュウズにステロを安易に巻かせない、一定数いたメンタルハーブカバルドンを一方的に葬れる点、ウオノラゴンに有利な点などで後続のカジリガメとの相性が最高でした。
何とヌオー対面つららばりで有利だったり、ナットレイをいい感じに削れたり後出しからナマコブシがロックブラスト受かりきるか怪しいレベルだったりしたのでむしろ受けループや受けサイクルを見て積極的に選出していました。
特殊ポケモンに弱く何回も出落ちしましたが、その代わり使っていて火力が病みつきになる面白いポケモンでした。

カビゴン@食べ残し
性格 意地っ張り
捨て身タックル/地震/あくび/守る
特性 厚い脂肪
努力値AB252、余りH

あくびまもるによる流し性能の高さ、ダイマックスポケモンへの対抗手段として採用しました。地震の枠は最初は炎のパンチで採用していましたが、ジュラルドンが急増し重かったこと、地面技の通りの良さ、ダイアースでDが上がる点を加味し終盤に変更しました。食べ残しを見られた前提でカビゴン地震はあまり警戒されなかったので正解だと思っています。地味に火傷と食べ残しの回復力が同じなのが大きくガラルサニーゴにPP勝負を仕掛けることができたりします。終盤は守るでガラルヒヒダルマの技をロック→馬鹿力を確認してエルフーンに引くという立ち回りをしていました。
あくびの後、受け出てきたポケモンに特化捨て身タックルや地震が驚くほど入ったので特化にして正解だと思っています。

カットロトム@拘り眼鏡
性格 控えめ
10万ボルト/リーフストーム/ボルトチェンジ/シャドーボール
特性 浮遊
努力値HC252、余りS

エルフーンでトリックを決めた後のアーマーガアへ打ち勝てる点、技範囲が広く水ロトムに有利でありある程度の受け構築と戦える点を加味し採用しました。
技構成はドラパルトに負担をかけたいためトリックよりシャドーボールを優先し採用しました。私のPTは物理ポケモンが多いためダイホロウでBを下げ詰める動きは中々強かったです。タイプがとにかく優秀で様々な構築に繰り出していきました。
トゲキッスやアーマーガアも弱点保険を奪えば遠慮なくタイプ抜群をつけるのがよかったです。

エースバーン@命の玉
性格 陽気
火炎ボール/飛び膝蹴り/アイアンヘッド/不意打ち
特性 猛火
努力値AS252余りH

アイアント対策、襷ギルガルド対策、対面構築の玉ミミッキュ意識で採用したポケモンです。
不意打ちの枠は壁展開に抗えるコートチェンジ、飛び跳ねるなど色々ためしましたがエルフーンで壁のターンをかせぐことができるようになってからは不意打ちが1番安定すると気付き終盤に変更しました。
選出機会は一番少なかったですが出した試合はある程度活躍してくれました。

・選出
受けループ、受けサイクル→パルシェンカビゴンロトム
アーマーガアパッチラゴン→カジリガメエルフーンカットロトム
ウオノラゴン軸→パルシェンエルフーン@1
ヌルアント→エースバーンエルフーンカットロトム
ヒヒダルマ軸→カビゴンエルフーン@1
ドラパルトの壁展開か鬼祟り目濃厚→エルフーンカットロトムカビゴン

・総括

意図した訳ではないですが環境をメタった結果ドラパルト、ミミッキュドリュウズ、アーマーガア、ギャラドストゲキッス等トップメタが全くいない構築になりました。
ダイジェット持ち、はりきり持ちがいないのでPT全体のパワーが少し足りなかったのが勝ちきれなかった要因かもしれません。
とはいえ自分らしい少し変な構築で2桁にいくことができそこそこ満足しています。
77位は悪くない数字ですが次シーズンからはもっと上を目指していきたいです。
8世代のポケモン達にはまだまだ未知の可能性が沢山眠っていると思うので発掘してうまく引き出してあげたいですね。

ここまで読んで下さりありがとうございました!

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